信州・立科町のりんご・・・

僕、就農します。

自己紹介

 平成7年1月、埼玉県生まれ 血液型はA型(友達からはB型だろうと言われる)
 好きなものは昆虫とバスケットシューズと車、嫌いなものは数学。
 3歳で保育園に入った3日目にロタウイルスに感染し一日に6回ひきつけをお越し、それまではボール投げや鉄棒につかまったまま左右に移動しては喜んでいるような子が急に園庭の隅っこで植木鉢をひっくり返しては下にいるダンゴ虫を集めているような子に変わったと母が言います。それから僕は少し変わった子として大きくなりました。
 短大で生物資源を勉強しました。好きだった昆虫の勉強のほかに食品や農業に関する勉強と実習をしました。この時に実習で行った千葉の藍染の原料のダテを栽培する農家で後継者不足の話を聞き「僕にできることはないかな?」と思うようになりました。
 短大卒業後は専門学校で環境緑化と造園の勉強をしました。公園の花を植えたり植木の剪定をしたり。植物や土の勉強をして、進路決定のときに自然の中で仕事がしたい、大好きな立科町(年に何度も家族と遊びに来ていました)おいしいりんごを作れたらいいな、虫取りもできるかな、農業後継者になれるかな、家族と離れるのはさみしいな、などなどといろんな思いが沸き起こり、少し不安になりましたが頑張ってみることに決めました。
 僕がこのことを周りの人に話すとみんなが喜んでくれて、楽しみにしていると言ってくれて、なんだかうれしい気持ちがどんどん大きくなってきました。
  そして4月から2年後、立科町でりんご農家になることをめざして長野県立農業大学校で勉強をすることになったのです。

長野県立農業大学校

 長野県長野市松代町大室にあります。
 県内に何か所かあり、ここ総合農学科には実践経営コースと農業経営コースがあり、僕は実践経営コースで勉強しています。
 このコースは大学を卒業した人や社会人を経験した人が農業経営者として必要な経営センスや専門知識・技術を実践を通して習得できます。
 農業経営コースは高校を卒業したての学生がほとんどで、作物・野菜・花き・畜産・果樹のいずれかを専攻して農業・農村のリーダとしての能力や専門知識・技術を実践を通して習得します。(いずれも2年制)
 僕は立科町でりんご農家になると決めているので、学校での勉強や実習のほかに立科町のリンゴ農家で1年目は90日間の実習をします。先日30日の実習が終わったところです。
 大学の先生や長野県の農業振興課の方々、立科町の方々、実習先のリンゴ農家の方々が僕のためにいろいろ考えてくださることを感じて、とてもありがたい気持ちと頑張る気持ちでいっぱいになります。
 いつもは大学に隣接する3食つきの寮に入っていますが、実習の間は実習先から近い小諸の寮で自炊をしています。
 長野県は就農を希望する若者にいろいろな制度があります。また国の給付金制度もあるので農業を志す方は下記に相談すると良いと思います。

長野県立農業大学校
TEL: 026-278-5211   FAX:026-261-2121
Eメール: nogyodai@pref.nagano.lg.jp
長野県農政部 農村振興課 担い手育成係
TEL:026-235-7243(直通) FAX:026-235-7483
Eメール:noson-ninaite@pref.nagano.lg.jp

実習内容

大学内の実習  広範囲に渡りいろいろなことをします。りんごだけでなく、ももやぶどうの栽培実習。トラクターの運転実習、農作業用車両の見学、試乗などなど。また、自分の栽培品目の専門の先生がついていろいろな経験を通して知識や技術を習得するため指導していただいています。
1年次90日間実習
 就農予定地で就農品目を行っている農家で行います。僕の場合は立科町のリンゴ農家です。町の中では一番大きいりんご農家です。まず最初の30日の実習では摘果をしました。りんごは一つの枝先に5つくらいの実が付きます。これを中心果の一つだけを残してはさみで切り落とします。中心果がない場合どうするかとか新芽についた実はどうするか実際の作業をしながらいろいろ教えていただきました。また、「わからないことは作業の手を止めてでもわかるまで聞いて解決してください。そうでないと実習の意味がないよ」と忙しい作業の中、僕のことを第一に考えてくださり感謝でいっぱいです。夢を持つことの大切さも教えてもらいました。
2年次模擬経営実習
 2年次の1年間は学校の中の圃場を与えられ、りんごの収穫までの一連の作業とそのりんごを販売し収支決算を行うまでを一人で行います。おいしいりんごを育て、どのようにマーケティングするかの経験ができます。

立科町って

 僕が生まれる前から家族が一年に数回遊びに来ている、大好きな場所でした。5月の新緑、夏の山々やほたるや花火、秋はりんご狩り、冬はスキー。それから温泉もあるし、やさしいペンションのおじちゃんとおばちゃん。となりの長和町ですが、長門牧場のソフトクリームも大好きです。
 立科町は立科町は長野県の東部北佐久郡の西端に位置し、東西9.9キロメートル、南北26.4キロメートルと南北に長い町で、周囲は78.2キロメートル、面積は66.87平方キロメートルです。北部では、稲作を中心としてりんご・野菜・畜産(蓼科牛・蓼科山麓豚)などの農業が盛んで、南部の高原地帯は、蓼科山(標高2,531メートル)の北西に女神湖・白樺湖・蓼科牧場を有する一大リゾート地で四季折々の自然の恵みを満喫することができます。また、中仙道の宿場町として栄え、歴史を感じる社寺や遺跡もあり情調豊かなところです。南には八ヶ岳連峰の北端に位置する標高2,531mの蓼科山、北には標高2,568mの浅間山を望むことができます。
 水道水は100%湧水で天然のミネラルウォータ。全国的にも屈指の寡雨の町、晴れの確立がとても高いところです。
 気候は1月の平均気温がマイナス2.2度、8月の平均気温が22.6度で年平均気温は10.0度。年較差も日較差も大きく、四季の変化に富んだ冷涼なところです。
 人口は7368人(H29.7.10現在)、人口減少に歯止めをかけるために町はいろいろな取り組みをしています。

りんごの事

品 種
食べごろ
コメント

つがる

8月中旬~9月中旬
「ゴールデンデリシャス」を母親にした交配品種。長野県が全国生産量の約1/3を占める。袋をかけずに太陽の光をいっぱいに浴びて育ったものが「サンつがる」。 糖度13~14%、酸度0.3%前後。

シナノピッコロ

9月中旬~10月上旬 (23年度より収穫)
「ゴールデン」と「茜」の交配品種。果実の形は長円で、約170グラムと小さめで皮ごとまるかじりできるサイズ。果肉の硬さは中程度、果汁の量は多めで、食味は甘さと酸味のバランスが良い。糖度14%、酸度0.4%前後。長野県果樹試験場が、ゴールデンと茜を交配・育成・選抜した"信州りんご"。平成18年に登録。

シナノドルチェ

9月上旬~9月下旬
「ゴールデン」と「千秋」の交配品種。果形は長円形でで、約300グラムと普通サイズです。果肉の硬さは中程度、果汁の量は多めで、食味は甘さと少し強めの酸味のバランスが良いジュースの多い。糖度14%、酸度0.5%前後。長野県果樹試験場が、交配・育成・選抜した"信州りんご"。

千秋(せんしゅう)

9月中旬~10月上旬
「ゴールデン」と「千秋」の交配品種。果形は長円形でで、約300グラムと普通サイズ。果肉の硬さは中程度、果汁の量は多めで、食味は甘さと少し強めの酸味のバランスが良いジュースの多いりんごです。糖度14%、酸度0.5%前後。長野県果樹試験場が、交配・育成・選抜した"信州りんご"。

秋映(あきばえ)

9月中旬~10月下旬
長野県中野市で「千秋」に「つがる」を交配育成し93年登録された"信州りんご"。甘味が強く、酸味は中程度で甘味、酸味のバランスが良く、果汁が多い。室温での日持ちは2週間程度、冷蔵庫では2ヶ月程度、鮮度が保持できる。 糖度14~15%、酸度0.4%前後。

世界一

9月中旬~10月上旬
「デリシャス」と「ゴールデンデリシャス」の交配品種です。他の品種に比べ大きいのが特徴。食味は良好だが、栽培上の欠点があり、無袋栽培のものは見た目は悪いが味が良くなる。 大きい物は500g~1kgと名前通り大型。果肉はしまって、甘味が強い。

陽光

10月上旬~11月上旬
「ゴールデンデリシャス」の自然交雑実生品種 (種をまき、生えてきたりんごの樹の中から優秀なものを選抜)。糖度が高く濃厚な味が特徴の水みずしい。 糖度14~15%、酸度0.3~0.4%前後。

ジョナゴールド

10月上旬~10月下旬
「ゴールデンデリシャス」と「紅玉」交配品種。果実は大玉で甘味と酸味が程よく調和した歯ざわりが良い。紅玉に似た品種で、酸味が強く、アップルパイ等加工用としても利用さる。果面はワックスが出るが味に影響はない。

ゴールデンデリシャス

9月下旬~10月下旬
古くからの種類で、最近は栽培する農家も減っているが、根強いファンが多い。長円形で 黄色に着色する。開花後、1ヶ月程の間、雨が降らないときれいな果実になるが、無袋栽培では、ざらついた感じの多い果実になる。甘さに加えて、ほのかな酸味のバランスがよい。

シナノスイート

10月上旬~10月下旬
「ふじ」と「つがる」の交配品種。果汁が多く、甘さも強く食味の良いりんごです。酸味が少なめでさっぱりとした味わい。着色が少々悪いがとても美味しく人気のりんごです。長野県果樹試験場が、ふじとつがるを交配・育成・選抜した品種。1996(平成8)年に登録。糖度14~15%、酸度0.3%前後。長野県で育成された"信州りんご"です。

シナノゴールド

10月上旬~11月下旬
「ゴールデンデリシャス」と「千秋」の交配品種。果汁が多く、甘味が強く、酸味は中程度パリッとした歯ごたえが特徴です。他のりんごに比べ保存性に優れ、長期に渡って味わう事が出来ます。長野県で育成された"信州りんご"です。糖度14~15%、酸度0.3%前後。

北斗

9月下旬~10月下旬
「ふじ」と「陸奥」の交配品種。果皮は地肌に紅色の縞が入り「ふじ」に似ていますが、大柄な果実は「陸奥」に似ているようでもあります。爽やかなのにコクがある甘味。緻密な肉質で遅めに収穫すれば蜜がはいります。果汁は極めて多く、甘酸適和で食味は良好である。しかし芯につく独特の「カビ」が付く事があり、品質には全く問題はないものの見目が悪い分、損をしている。

紅玉

9月下旬~11月上旬
アメリカで発見された古い品種です。生食の他にアップルパイ用に最適で、業務用、家庭用共によく使用されます。比較的酸味の強い味で、調理後もりんごの風味が強く残り、クッキングに最適です。10月下旬まで完熟させた紅玉は蜜も入り甘みと酸味のバランスが楽しめます。 糖度13~14%、酸度0.6%前後。 米国名Jonathan

王林

9月下旬~11月上旬
「ゴールデンデリシャス」と「印度」の交配品種。独特の風味とパリッとした食感、果汁が多いりんごです。糖度が上がると果点が現れ表面がザラザラしてくる。昭和27年に「王林」と命名。糖度14~15%、酸度0.3%前後。

シナノホッペ(新品種)

11月上旬~11月中旬
「あかね」と「ふじ」の交配品種で長野県果樹試験場で育成された。糖度は15度前後、酸味は少なく、果肉は少々固めで、色付きが良く濃紅色。「ふじ」より少し小さ目で、11月上旬が食べごろとなり、蜜入りも良い。2013年に品種登録された新品種です。

ふじ

10月下旬~12月上旬
円形で、赤色に着色する。果実の大きさは中位で果肉は堅い。「みつ」の入る種類で、日持ちが良く11月収穫した物は、年明けまで楽しめる。蜜入りや甘さが注目されるが、実は酸味も強く甘さとのバランスの良さで美味しさは決まる。当園では美味しさを重視して、着色を優先しない「葉とらず」栽培の為、葉っぱの影が残り見た目はあまり良くない。

家族の事

父ちゃん

ソフトウェアテストと品質向上サービスト。
昭和37年3月生まれ
趣味はビンテージシューズ集め。夏の休日は早起きしてクワガタ採集をします。僕の虫好きは父ちゃん譲りかもしれない。愛車は黄色のコペンです。

母ちゃん

ソフトウェアテストと品質向上サービスト。
昭和36年6月生まれ
現在バラに夢中です。月に一度バラ教室に参加して勉強中。レガシーに乗っていますが走行距離が15万キロ近くなり、最近は兄ちゃんのアクアを借りて仕事に出かけます。

兄ちゃん

ソフトウェアテストと品質向上サービスト。
昭和62年12月生まれ
自動車整備士。身長180cm、ルックスはまあまあだと思いますが目力が弱いのが難点です。愛車は黄色のアクア。

僕です

ソフトウェアテストと品質向上サービスト。
平成7年1月生まれ
虫が好き。特にクワガタ、自然の中にいることが自分ら しいと思っている。ビンテージシューズはつま先を見ただけで何のシューズかわかります。車のタイヤサイズにも詳しく、いろんな車のタイヤサイズを覚えています。黄色のダイハツマックスが愛車です。

アル(犬)

ソフトウェアテストと品質向上サービスト。
平成24年6月生まれ
スタンダードプードル(体重が30㎏近くあるので、どちらかといえばデカプードル)毛色はシルバー、男の子

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